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 2.( 暴露本 ) [警察の組織犯罪]

2. ( 暴露本 )

     

20039月に出版された曽我部氏の「稲葉の絡んだ事件の詳細な状況」と背景を考察した暴露本の登場で、稲葉警部個人の犯罪での決着をもくろんでいた道警にとっては致命傷になると思われた。

この年には、警察にとっては触れてほしくないことがてんこ盛り状態の本が、織川氏、曽我部氏と立て続けに出版され、特に曽我部氏の著書の全体のトーンは稲葉個人の悪徳ぶりよりも北海道警察本部の組織犯罪、腐敗、隠蔽で貫かれ、当時の報道機関の不自然な対応にも言及している。

 

道警の腐れ具合が世間に広がりを見せ始め、北海道全体がよどんだ空気で覆われ何かスッキリとしない状況のなか20042月に「裏金問題の大御所」の登場である。

これを合図のように、マスコミも活気づき生きいきとして「道警のかつてない大不祥事」として「不正経理」を報じ追及をしはじめたのである。

 

あの発覚のタイミングを考えると、マスコミと警察がまるで示し合わせたかのように「警察犯罪史上最悪の事件」を、私には目くそ程度に思える小さな「裏金問題」にすり替えてしまったようにしか見えなかった。かつて1999年の神奈川県警の事件が警察犯罪としては史上最悪といわれていたが「稲葉事件」が警察犯罪史上最悪の事件であることは誰の目にも明らかである。

 

1999年に神奈川県警察本部外事課の警部補が覚醒剤を使用した事実を把握していたのに県警本部が組織を挙げて事実を隠蔽しようとした事件である。結局本部長や警務部長ら幹部9人が書類送検され、本部長5人の幹部警察官が執行猶予つきの有罪判決を受けた。

本部長監察官室を支配する警務部長が中心となり事件を闇に葬ろうとしたのである。

県警トップが罪証隠滅に関わり、監察官室は実は警察の組織防衛のために機能していることが明らかになったのである。

警察不祥事の中でも前代未聞といわれ最悪といわれていたが、その3年後に神奈川県警をはるかに超えることが北海道警察本部で起こっていたのである。
  

道警裏金問題では最終的に「裏金の流用分」を「北海道」に約25千万円返納しさらにその後「国」に国費流用分約66千万円を返納している。そして懲戒が98人で減給、戒告、さらに2,700人ほどが口頭注意、口頭厳重注意等々で、懲戒といっても結局最も重いのが停職1カ月という免職なしの大甘処分である。人数こそ多いが皆で仲良く責任を分担しあって一件落着である。

元々が裏金問題など稲葉事件で露呈した警察権力の悪質さに比べればその程度の事件なのである。

 

裏金問題報道をめぐる北海道新聞社と道警側の名誉棄損訴訟裁判において道新が道警の

顔を立てるための「手打ち」をめぐって200610月にシンポジウムが札幌で開催された。パネリストは、一応原田宏二氏、大谷昭弘氏、宮崎学氏、田原総一朗氏、山口二郎氏となっている。大谷氏が実際に出席したかはわからない。

実は、このシンポジウムの内容が何年か前に検索した時と内容が全く違う記憶があるのだが、記憶違いか確認できない。・・・・・・・・? 

いずれにしてもこれほどのメンバーが道警本部の近くの会場に集まって「語り合う」ほどの問題とは思えないが。

  

裏金問題関連での報道をめぐっての場外乱闘で錚々たる面々が集まり国民の注目をそちらに(道警裏金問題がさも重大事件であるかのように)向けさせてるように私には見えたのだが。私の邪推か?


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