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17. ( 闇に葬る ) [警察の組織犯罪]

17. ( 闇に葬る )

 曽我部氏は結局「稲葉事件」をどうとらえていたのだろうか。ひとことで表現するのは難しいのだが、「凄まじい腐臭のする警察の組織犯罪」が最も的確な表現なのかもしれない。 後に表面化したことや当事者たちの証言、告白だけではすべてが解明されたとは言い難く複雑かつ異様不気味な闇が背後に広がっている。

既に書いた事と重複するのだが稲葉事件が結局は何だったのか考えるうえで重要なことなので再確認すると。

 

著者はいくつかの犯罪の密接な結び付きを指摘している。ひとつは警察権力による犯罪、ひとつは暴力団による犯罪、さらに外国犯罪組織による犯罪、そして、おまけ的事件としてあったのが稲葉警部個人による犯罪だ。

また「稲葉個人の事件」と見てしまうと、背後にある巨大な犯罪構造隠蔽行為を見失ってしまうとも述べている。

 稲葉事件が象徴していたのは、拳銃を挙げるために全国の警察組織がより重大な犯罪に対し目こぼしをしていたという恐るべき不作為だった。拳銃の押収実績をあげるためならば覚醒剤取引を見逃し、あるいはその違法捜査に協力した者たちに盗難車などの密輸出を特権的に与えていた。

最後に警察組織そのものが事件の全体像を解明されることを恐れ隠蔽へと向かった事が最大の問題であり、権力犯罪の構図あまりにも巨大であると結んでいる。

 

「警察という巨大な権力組織」がその目に見えない権力を背景にして何をどこまでできるのか。「死に至らせられた」方川氏や「変死」した渡辺氏のように一般の市民が想像すらできない決して表に出ることがない「警察組織の醜悪な裏の顔」があることを「稲葉事件」がわかりやすく示して見せてくれたのである。

 稲葉と犯罪者集団が道警幹部たちから庇護されていた背景には道警だけではなく、他府県の警察本部や警察までが関わっていた可能性を拭い切れない。道警本部が単独で稲葉の不正を容認していただけにとどまらず、全国的に稲葉や稲葉と同じような役割を担っていた者たちが複数いたのではないか、また彼らは国家的に仕組まれた不正を遂行するために、拳銃や覚醒剤の密輸入をしていたのではないのか、という恐ろしい想像が湧く。

 

著者のこの指摘は非常に興味深い。 

「著者が本の中で指摘している警察組織にとっての致命的な巨悪」を矮小化あるいは隠蔽するために、当時の警察機関が「裏金問題」を発覚させ、メディアを巻き込んで国民の注目を逸らしたのならば私のなかでは辻褄が合い理解のできることである。 著者は稲葉事件当時は「想像」と控えめに表現しているが、2007年「白の真実」では日本を世界一の覚醒剤消費国にしているのは警察組織!とまで断言している。象徴的に述べている「国家的に仕組まれた不正」とはこのことと関係があるのかも知れない。

五〇号事件は稲葉氏の本の中でも潜入捜査についての詳細が語られているが、広域捜査のきっかけである800ものブラジル製拳銃ロッシーがまとめて一度に国内に密輸入されたこと自体にわかには信じがたい話である。何かがあるのではと考えてしまう。

最終的に警庁が捜査を警庁に委ねたのだが、当時のS石上(元暴力団幹部)の話ではロッシーの保管に警視庁が運用していたSが絡んでいたという。そのためになぜか道警と千葉県警は合同捜査からはずされ警視庁が単独で捜査する事になる。この時の石上は道警からも稲葉氏からも信頼されていたので「警運用S絡みの話」は信憑性が高い。そのことと関係があるのか800丁のうち700丁以上の拳銃ほとんどの行方は現在に至るまで「うやむや」のままである。

この構図、後の「道警と稲葉とS」の組織犯罪と同じ構図ではないのか。 道警でSを運用する遥か以前から公安部の本店である警視庁が捜査協力者を運用していたことが推察できるのだが、稲葉と同じような役割を担った警庁の警察官がSを介して大量の拳銃を保管し管理していたのではないか。ワキの甘い道警と違い公安部の砦でもある警庁だから絶対に表面化しないのではないか。とても警察とは思えない「なんでもあり」の「稲葉事件」で明らかになった警察と暴力団の談合関係を考えれば、単に表面化してないだけの「ヤバイ事」がほかにもあるのではないか。

北海道警察本部事件」がたまたま海面に現れた氷山の一角にすらすぎない可能性を考えてしまう。 

そして私が思うに実はもっと深刻な問題なのだが、「稲葉事件」では権力を監視するはずのメディアが意図的に正常に機能させず、権力機関に都合のいいように世論を誘導していた事実が見え隠れするのである。この事件を命懸けで追っていた著者がその事実に気付き、たまたま書き記しているが警察権力が組織として致命傷を負いかねない場合、マスコミが報じていることは情報が操作されていたりフィルターがかけられていたり、まったく隠蔽されている可能性すらあるということである。

 

ジャーナリストやマスコミが企業としてのメディアに配慮したり、都合の悪い「事実」や「可能性」を検証しなかったり、何らかの報復」や「不利益」を恐れて徹底追及せずに見てみないふりをし、へ理屈言ってタブーに挑まないのなら日本のジャーナリズムは瀕死の状態である。

何のためにジャーナリストや評論家は存在するのか。テレビで出演料を稼ぎ、名前と顔を売って著作本の売り上げを伸ばし講演料を稼ぐためではないと信じたいが。

 
 

『「枝葉末梢の不祥事」に熱弁をふるっているいかにも良識人のふりをしたジャーナリスト、評論家は疑ってかかれ。』  今年の私の座右の銘?である。

 

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 警察に集団ストーカーされているもの

先生のブログを読んで釈然とした気持ちになりました。
この1年毎日20-30人の新顔警察関係者から尾行、盗撮、盗聴を繰り返され会社と家だけが彼らのいない世界です。もしかしたらもっと前から尾行されていたのかもしれません。先生の書かれているようにやられたものだけにわかる感覚により、今ではすぐ誰が尾行者かわかるようになりました。
おもには万引きや盗撮をチェックされているように感じます。
35年以上前、大学時代、共産党の下部組織では少し上の役割で、選挙の手伝いビラくばり等していましたが、警察の写真をとられたのを覚えています。
党には入党せず大企業に就職し30年働きました。
35歳くらいのとき免許更新忘れで交番で調書をとられた後、警察より電話がかかってきて家に遊びに行きたいということでokしましたが、機動隊の白バイ警官から、聞かれた内容は読んでいる本はこれだけかということでした。
その時これは思想調査だということがやっとわかりました。もう13年もたっているのにデータはきえてないんだと思いました。
現在は大阪や埼玉等の中小企業の管理職を
(2013-09-16 17:04)

by 警察に集団ストーカーされているもの (2014-05-27 19:23) 

 警察に集団ストーカーされているもの

(続き)
中小企業の管理職をわたりあるいている形になっていますが、その時の企業のある場所で全労協系の組合に入りかいしゃともめたときは助けてもらっています。
しかし再就職は簡単ではなく、ハローワーク通いの時等駅で長時間ぶらぶらしていたりしました。このころから尾行されている感じが出てきました。
この当時は1人とかの少人数でした。私はアジアの某国に家を買っているので(日本は賃貸です、3年ほど前はその国に日本企業の駐在員でいたこともあります。)1年ほど前尾行がひどくなった時期に一か月ほど行っていましたが捜査員がいっしょの飛行機で来て現地警察に依頼し家を特定、向こうでも監視が続きました。
今では家に帰ったかヘリで毎日確認されています。
万引きや盗撮でここまでしないでしょ。そのような罪はおかしていませんが公安が危険人物として尾行を開始したと考えがかわりました。
これ以外こんなにお金をかけて毎日何十人の捜査員(協力者?)へりは導入しないでしょ。大企業にいるときは動かず、仕事を探す弱者的になったとき本格的に動き出し人権侵害をくりかえす。私の反抗的な態度をとるので一向に手をゆるめません。
先生の新しい投稿をおまちしています。
(2013-09-16 17:28)

by 警察に集団ストーカーされているもの (2014-05-27 19:27) 

名無し@

先生、先生と呼ばれるほどのばかでなし。
議員、教員、弁護士、医者の中にはバカも多いぞ。
捜査にヘリが毎日投入されるほどの凶悪犯罪者かあなたは。
一年間毎日捜査員が30人も尾行だって、公安部はそんなにひまなのか。
病院にいけば?
こんなコメントを承認するブログ管理人さんあなたの正体は何者ですか。

公安部と公安調査庁のどちらが加害者なのですか。
by 名無し@ (2014-07-13 04:59) 

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